レンタルサーバーを選ぶ際に着目すべきポイント
サーバーを選ぶ上で判断基準となるのが主に下記内容です。
今回は、私が長年Webデザインの仕事をしていている中でよく利用する3つのサーバーの比較検討したいと思います。
比較する3つのレンタルサーバー
- バランスのいい『Xsever(エックスサーバー)』
- 法人利用向けの『WADAX(ワダックス)』
- 安さ重視の『ロリポップ!』
まず、レンタルサーバーの利用目的は?
『企業のコーポレートサイト』『ECサイト』『アフリエイト用のブログ』『フリーランスの個人サイト』など、どんなサイトを作るかによって、サーバーの容量やサポート体制などの優先順をつけていきます。
レンタルサーバーで管理するWebサイト数は?
『コーポレートサイト』と『LPサイト』、『アフリエイトブログ』と『趣味ブログ』、『3社のコーポレートサイト』など、複数のサイトを制作・管理予定の場合は、相応の容量や転送量などを想定しましょう。
各種サービスの格安プランの場合、1サイトした利用できないという制限があったりしますので安さを優先しすぎることは注意しましょう。
【マルチドメインが利用可能か】
1つのサーバーの中で管理できるドメイン数です。1つのサーバー領域を分割することをマルチドメインと言います。
例えば、とある企業が『コーポレートサイト』と『採用サイト』と『ECサイト』を運用したい場合、3サイトそれぞれドメインを分けて「corporate.jp」「recruit.jp」「ec-shop.jp」のように3つのドメインを管理する必要が出てくる。
その際、1つのサーバーの領域を3分割することで、それそれ別サイトととして運用します。
【FTPアカウント数がいくつか】
マルチドメインと似ていますが、分割したサーバー領域一つ一つに割り当てられるアカウント数です。
WordPressなど外部のシステムサービスを利用するか?
WordPressなどを利用する場合、1つのシステムに1つ『データベース』と言うものが必要となります。
安いプランだと、この『データベース』の利用数が1つまでという制限があったり、そもそも利用不可だったりする場合があります。
『コーポレートサイト』と『採用サイト』を1つのサーバーで管理する場合、『コーポレートサイトの「ニュースページ」』と『採用サイトの「新着情報ニュース」』をそれぞれ別の管理画面にしておきたい場合、WordPressが2つ必要なので『データベース』の利用数は2以上でなくてはいけません。
サーバーやシステム環境について詳しいか?
そもそも、上記のような話の意味がわかるか、Web業界の中でも特にバックエンド(システム開発)に関する知識を持っているかのよって、サポートの手厚さが重要になります。
実際に比較
Xsever(エックスサーバー)のプラン
- 利用料金が安い
- ドメインを同時に取得できる
- 電話サポートが受けられる
一番おすすめ。
個人のブログや趣味サイトから企業のコーポレートサイトまで
どのニーズに対しても幅広くおすすめできる。
費用、サービス、サポートのバランスが一番優れてる。
【Xserverの申込方法】たった10分でレンタルサーバー利用開始
WADAXのプラン
- 利用料金が高い
- ドメインを同時に取得できる
- 電話サポートが受けられる
- 細かい設定を代行してくれる場合がある
利用料が少し高いが、企業で利用を検討するならWADAXがおすすめ。
サポートがしっかりしているので、わからないことがあっても安心して相談できる。
【たった10分|レンタルサーバー申込方法】WADAXの利用開始までの流れ
ロリポップ!のプラン
- とにかく利用料金が安い
- ドメインは、別サービスで取得した上で自分で設定を行う。
- 電話サポートを行っていない
- メール問い合わせも上流プランのみ
とにかく安い。
一番下のプランなら99円から利用できる。
サポートが手薄く、自分で設定しなくてはいけないことも多いので手間がかかるがサーバーなどの知識に詳しい人は問題ないと思う。
まとめ
迷ったら、Xsever(エックスサーバー)の『スタンダードプラン』を選んでおけば間違いはありません。
コールセンターなど、お問合せ窓口がしっかりしていて、格安サーバーとの料金差も年間数千円程度。
ドメインが1件無料で使える上に、複数のサイトやWordPressを利用できるのため、柔軟に利用できる、将来の構想がイメージしきれていない人でも安心です。
※転用記事:https://soeru-blog.com/377-2/(ブログ管理者は同じです。)